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パワハラが繰り広げられている私立高校の闇!限界を感じ転職した40代

神戸市須磨区で起きた小学校教師のいじめ事件は衝撃的でしたよね?

教師と言えば子供たちから尊敬され憧れの的なのに、集団でいじめ・職場単位でシカトしたりってお前ら子供か?って憤りを感じました。

加納さんも日常的に繰り返されるシカトや嫌がらせに憤りを感じ、40代で転職を決意したベテランの教員。

パワハラの限りを尽くす教頭にブチ切れ40代で転職を決意

こんにちは、48歳男性教員の加納です。

私は上司のパワハラがキツかったので、私立高校から別の私立高校へ転職しました。

職場で上司の嫌がらせがずっと続いており、態度に我慢できずひと悶着やってしまいました。

辞めさせらはしませんが、仕事を全くもらえなくなりました。

まったく幼稚くさいやり方ですよね?

閉鎖的な空間だから、校長に媚び売ってやりたい放題のやり方に我慢できずに、他の私立学校へ転職を考えました。

学校の求人は、新聞募集・学校のHPに限られるので、なんとか4校見つけて履歴書を送り、学校の特性を活かした志望動機を考える中で、私はやりたいことが見つかってきました。

40歳を過ぎたら履歴書すら見てもらえないのではないかと不安になり、どんな人が採用されるのか考えてみました。

普通に考えたら、そこそこ経験がある若い人のほうが良いはずですよね?

でも、その若い人に負けない経験を活かせば採用されるのではないかと考えました。

そのため、40代の私が採用されるためには、自分のやりたいこと、自分の特性を活かせること、10年前の自分よりも今できることを明確にしました。

自分のやりたいことがはっきりすると落ち着つきます。

自信のある履歴書や志望動機を送れた学校では、面接まで確実に行けました。

面接の中で、自分をアピールする気持ちが半信半疑状態で、書類審査を通った1校目では、あっさりと不採用。

2校目以降は、面接もしっかり対策すると2校から採用内定を頂けました。

結局、その2校のうち採用条件の良い方に無事に転職することができました。

マメに各学校のHPを確認して、求人情報を集める手段を確保。

あとは、自分の志望動機をはっきりさせる、当たり前のことをきちんと行うことで自分の希望が叶いました。

私立学校は仕事よりも独自の風土に馴染めるかが不安だった

どの学校でも、その学校独自の風土ややり方があるので、馴染めるかが不安。

私立は公立学校とは違って、常識では通用しない部分が多いですね。

また、就業規則通りにならない学校もあるので、実際はどうなのか?でした。

以前、勤めていた学校も独自の、そこでしか通用しない雰囲気があり苦労しましたから。

同じ仕事内容でも学校によっては、係を無視して組織が動きます。

書類整理や勤務内容も若干違うので、自分の業務を遂行できるか云々よりも、学校間による違いにどこまで対応できるのかが不安でしたね。

以前の学校で苦労したのは、とにかく手書きの書類が多かった。

やれ世間では電子化だのPDFだの言っているのに、学校はまだまだ紙文化なので同じ仕事でも時間がかかります。

仕事をこなす時間配分が難しく、無駄な忙しさが生まれましたが、新しい学校では、そんなこともなく効率の良いシステムがあり心配には及びませんでした。

以前の学校は、就業規則も表面だけ実行され、端々は理不尽なところがたくさんあり規則の意味がありません。

新しい職場も同じなら、面接や事前に聞いていた内容と違う事が起きると予想できたので、どこまで聞いた内容と同じかどうかそこも不安でした。

でも新しい学校では、きちんとした職場で働きやすいシステムがあり規則通りで心配もなくなりました。

当然、人間関係がうまく行くかも心配で夜も眠れません。

仕事の押し付け合いや潰し合いで、無駄にギクシャク。

仕事の負担から、陰口嫌がらせが多く苦労した先生は多かったですね。

年齢が足かせとなって面接に進めない自分に苛立ちとあせり

「年齢問わず」「40代歓迎」って求人が出ていても、実際は年齢制限があることに苦労しましたね。

いくつかの学校に履歴書を送りましたが、最初は書類審査であえなく「お見送り」

今思えば、履歴書の内容もあまり良くはなかったですが、不採用通知が届いた後に学校のHPを見ると、すぐに募集が出ていました。

え?俺じゃダメなの?って凹みましたね。

正直、全然納得できなかったので他の人物を装い求人の条件を電話で聞いてみると、実際は35歳まででないと難しい感じでした。

だったら最初からそう書けよ!!ってツッコみ入れてしまいましたけどね。

その後の出願時にも、年齢条件は十分に確認をしてから応募。

ただ1校目の不採用がトラウマで半信半疑での応募でした。

電話では良いことを言っても「どうせ年齢がだめなんじゃないか?」「採用されても煙たがられるんじゃないか?」と自分のマイナス面ばかりに気持ちが行き気が気じゃありません。

頭では、大丈夫、大丈夫と言い聞かせてはいましたが、内心は無理だと諦めていたのも確か。

実際に、書類審査で合格しても疑いがはれない心境は辛かったですね。

面接では年俸とか待遇をいろいろ聞きすたなと反省して終わると、予想取り不採用を喰らいました。

たくさん失敗して凹みましたが、面接官の話しぶりから手応えも感じ始めていました。

自分自身40歳を超えた負い目を持っていたに過ぎないと我に返り、しっかりと自分を練り直してみると複数の学校から内定通知。

話した内容はどこでも変わりませんが、自分の中での思いが明らかに違っていたんでしょうね。

若い人にない落ち着きをもって、40代の良さをアピールできたと思います。

40代の転職活動は辛かったがより良い環境に出会えて幸せ

年齢的に厳しい転職でしたが、頑張って一番良かったのは人間関係をリセットできたこと。

以前の職場は、いみめやシカト、嫌がらせも日常茶飯事でありました。

私のことでなくても、同僚と話をすれば必ず誰かの悪口を聞くような職場。

最悪ですよね?

子供たちには「いじめは絶対にダメだ」って教えながら、裏ではドロドロの人間模様が繰り広げられていたんですから。

仕事自体に余裕もなくギクシャクしていたと思います。

不満ばかりに目が生き陰口パワハラの絶えない職場。

そのため、自分自身も陰口を言われているんだろうなって疑いが常につきまとい、陰口の無駄なストレスを常に抱えていました。

しかも上司も同じ感覚で、陰口ばかりで気に入らない部下には容赦なくパワハラ。

絶対に時間内では終わらない無茶な仕事を与えて楽しんでいましたが、その仕事を時間内に終えてしまうと今度は仕事を一切もらえない逆襲にあいました。

こんな環境下で狂わない方がおかしいですよね…。

ストレスを抱えた私は、家庭でもイライラ。

家族との時間もギクシャクして、このままでは全てが駄目になると絶望しましたが、今の学校ではシステムがきちんと可動しひとりひとりの負担がうまいこと分散されています。

仕事に集中できる環境を得られて自分の仕事に集中できるのでミスを起こすこともありません。

職場がうまく回っているので、同僚達との会話も楽しく人間関係も良好になりました。

天国と地獄を味わった40代の私でした。

パワハラが繰り広げられている私立高校の闇まとめ

最後に要点をまとめておきます。

  • やりたい放題のパワハラ教頭に我慢できず40代で転職
  • 仕事うんぬんよりも職場に馴染めるかが心配どころ
  • 年齢が足かせとなってなかなか面接に進めなかった
  • 40代の転職はキツかったが今はより良い環境で満足

テレビや雑誌を賑わした東須磨小学校の件はレアケースと思っていましたが、転職した教師に話を聞くと「実はこれ日常茶飯事だったのよね」って話に驚きました。

これ系のブッチャケは、まだまだ出てきそうなので引き続き調査を続行したいと思います。

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