40代になると急にお金の心配事が増えたと思いませんか?
私自身、40代でリストラされ一時期は無職でプー太郎。
なんとか危機を乗り越えたと思ったら、今度は元気だった母が倒れ「誰が面倒を見るのか?」問題と共に、費用はどうするのか?マジで悩みましたから。
カンナさんは転職回数が10回ある猛者。
それでも危険をおかして転職したのには、お金の問題が絡んでいたといいます。
入退院を繰り返す母のせいで常にお金の心配が付きまとう
こんにちは。今年の1月の終わりごろに転職をして製造職としてお仕事中のカンナです。
現在46歳の女性で一人っ子で独身。
家族は母がいますが、昨年体調を崩し入退院を繰り返しています。
私は今年の1月の終わりごろに転職したばかり。
前職の収入があまりにも少なかったので、ネットの求人サイトでスタッフサービスやはたらこねっとなどに応募。
もちろん、ハローワークなども併せて複数の手段を利用しました。
ずっと製造職としてお仕事をしている経験者ですが、転職前はアルバイトで半年ごとの契約をしておりました。
私が転職を決意した動機は、母が昨年だけで3度の入院をしてしまったから。
母がまだ元気でいた頃は、デイサービスと訪問介護を利用。
しかし、3度目の入退院は施設のショートステイを利用することになり、入院代に介護利用料金の支払いができなくなってしまうこと、母の姉妹が生活保護を受けているので母に何かあったときに助け合わないといけないことでもあり、私も生活もかかっており死活問題。
転職前の収入では、この生活を維持できないと考えました。
昨年、母が入退院を繰り返していた頃からずっと、この先が不安でかなり悩み抜いた末の決断だったんです。
昨年の秋ごろから転職を考え始め、まずはネットから今まで経験のある事務職と製造職の求人が出ていたので応募。
しかし、年齢が年齢だけに、まともに書類選考すら通りませんし、あっさり通過したと思ったら「他の人に決まりました」と連絡がありガックリ。
同時進行していたハローワーク求人で、製造職と病院内のリネンの募集が出ていたので即応募。
結果、製造職として採用されたので、今は清潔感がある会社に転職をすることができ嬉しくも不安な毎日を過ごしているところです。
転職活動を始める前から不安で押しつぶされ専門家に相談
46歳という年齢はもちろんのこと、転職回数が10回近くになるので、果たしてこんな私でも採用されるのか?ちゃんと転職を決めることができるのか?が不安でしたね。
ハローワークで経験済の製造職の募集が出ていたので、迷ってないで、とにかく応募するしかありません。
昨年母が3度入院し、施設のショートステイを利用することになったこと、母の姉妹が生活保護を受けているので助け合わないといけない気持ちを持っていて、前職での収入ではやっていけない、生活できない気持ちが付きまといます。
少しでもお給料を多くもらえる会社に転職をしたい気持ちが先立つのですが、年齢、そして転職回数が気になって転職活動する前から不安で押しつぶされそうでしたね。
毎日、お金の心配ばかりで生活していました。
ハローワークではありませんが、お金に関する無料の専門家相談員にお金のこと、仕事のことで相談した時に「46歳という年齢でも転職された方がいますよ。50歳でも転職された方もいらっしゃるので気になる求人があったら応募した方がいいですね。転職できた方もいらっしゃいますから」とアドバイスしてもらえたので、少し自分を奮い立たせて応募。
まだ転職活動を始める前から不安でしたが、転職することができたので良かったと思っています。
転職回数が10回ある40代は書類選考すら通らなかった
40代の転職で苦労したのは、希望する職種になかなか書類選考すら通過できなかったことですね。
前職での仕事をしながら転職活動をしていて、退職するときは転職先の会社が決まってから退職したいと考えていました。
失業したら保険が出ますが、それを当てにすると余計に金欠になるのは経験上わかっていました。
昨年の年末年始休み前にハローワークで転職先の求人が出ていることをネットで知って、適当なウソをついて外出許可をもらいハローワークに行き応募。
本当はこういうやり方ってダメなんでしょうが、背に腹は代えられません。
書類選考ということで郵送で書類を送った次の日に応募した会社から電話があり「年明けに面接を受けていただきたい」と連絡をいただき、想定外のハプニングが起こることもなく無事面接を受けることができると嬉しかったです。
でも一番は、希望する職種の募集をしている会社に採用されたこと。
年明けに面接を受け、2日後に採用の連絡をいただいたときは本当にうれしくてホッとすることができました。
前職には転職先から採用の連絡をいただいた日に「次の転職先が決まりましたので月末日付で退職させていただきたい」と切り出し、こちらもトラブルなく前職を退職することができました。
46歳という年齢でもあり、しかも転職回数が10回近くになるので、もうまともな転職はできないなと思っていましたが、とにかくやれるだけやってみようと行動したのが功を奏したのかな?
本当に、歳を取ってからの転職活動は苦労することが多いです。
面接では確かに今までいろんなお仕事を経験させていただきましたが、製造職が私には一番向いているアピール。
そこはウソじゃないので、純粋に感情を込めて伝えることが出来たと自負しています。
履歴書と職務経歴書を慣れないパソコンで作成したのに、面接担当者から「不要です」と言われたのは流石に「ん?」って思いましたね。
転職回数が多すぎて、読みたくないし、ウンザリするってことなんでしょうか?
いろんな職種を経験してきたので、そこをアピールしたかった旨伝えました。
普段から声を掛け合える転職先の雰囲気に満足している
今年の1月の終わりに転職をしましたが、先月転職先での初給料をいたき前職と比べると2,3万円多くもらえてたので本当にうれしかったです。
危険をおかして転職した甲斐があったってことです。
あの時は本当にうれしくて涙が止まらなくて、転職できて本当に良かったですね。
会社の上司や同僚が本当に優しくて、面白くて安心してお仕事をすることができるのも嬉しい限り。
今まで勤めた会社では、声をかけられることすら全くありませんでしたが、皆さん普通に挨拶をしてくれますし、仕事中も「順調かな?大丈夫かな?」と気遣ってもらえるだけで涙がちょちょぎれそうです。
職場の雰囲気が良く、親睦会が定期的に行われて、仲間との連帯感が増す雰囲気もいいですね。
40代で新人の私も受け入れてくれる同僚には感謝しかありません!!
仕事終わりにも、連休があるときは「連休があるからゆっくり休んでくださいね」とか雨が降っている時は「雨が降っていますので気をつけて帰ってくださいね」と優しく声をかけてくれる。
本当に感謝の気持ちでいっぱいであります。
とにかく優しい上司や同僚に囲まれ、こんな良い職場に転職できて良かったですね。
上手く作業できなかったらショックで落ち込んでしまいそうですが、上司や同僚が「大丈夫ですよ。自分も良く失敗しますよ。気にすることないですからね。必ずコツをつかみできるようになりますから」と言ってくれます。
前職では、人前で笑ったりしたことがなかったのですが、転職してからは笑う回数が増えましたね。
前職を退職したこと、転職したことは全く後悔しておりません。
私は、紹介予定派遣で採用された形なので、6か月後には双方の合意があれば、晴れて正社員として採用される予定です。
「みんな紹介予定派遣で正社員になってるんだから」と励ましてくれる仲間たちに感謝しつつ、今日も私はモノづくりに励んでいます。
長文失礼しました。
転職回数10回越えの40代が挑んだ過酷な現実まとめ
最後に要点をまとめておきます。
- 母親が入退院を繰り返し家計は火の車
- 転職を始める前から不安で押しつぶされる
- 転職歴が10回以上の40代は書類選考すら通過できない
- 転職で年収・雇用形態・職場の雰囲気が改善された
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